01. 投手の12秒及び20秒ルール
- 投手は、捕手、その他の内野手または審判員からボールを受け取り打者に面した後、走者がいない場合には12秒以内、走者がいる場合には20秒以内に投球動作を開始しなければならない。違反した場合、球審はただちにボールを宣告する。
- 12秒を経過したとき、または20秒を経過したとき、二塁塁審(三塁塁審)は「タイム」を宣告し、頭上で大きく手首を叩いて球審に12秒、20秒が経過したことを知らせる。
- タイムの宣告にもかかわらず投手が投球した以後のプレイは無効とする。学童部、少年部については投球数に入れる。
02. マナーを守った節度ある応援について
- マナーを守った節度ある応援をしてもらうように取り組む。 懸命なプレイや素晴らしいプレイには、自チーム、相手チームに関係なく、大きな称賛を送る野球環境 を作る。
03. ベンチの入れ替え
- ベンチは、組合せ番号の若い方を一塁側とする。ただし、1チームが2試合続けて行う場合はベンチの入れ替えは行わない。
04. シートノック時の補助員のヘルメット
- ダートサークル内に留まる、あるいは出入りする補助員は、ヘルメットを着用すること。
05. サイドノック
- サイドノックとは、ベンチ前を利用して塁間程度の距離でゴロ打球の捕球練習をすることを言う。ノッカーにボールを渡す選手や野手からの送球をノッカーの近くで捕球する選手は必ずヘルメットを着用すること。
06. 頭部にヒット・バイ・ピッチを受けたとき(学童・少年・一般共通)
- 選手の安全確保を第一に、その程度を問わず、球審は臨時代走者の処置を行わなければならない。
07. プレイを利用して相手選手を欺く行為の禁止
- プレイを利用して相手選手を欺く行為(アンフェアプレイ)を禁止する。現実に欺く行為が行われた場合、ボールデッドとして審判員の判断で進塁を認めるかプレイを無効にする。
08. ユニフォームの上着
- ユニフォームの上着はきちんとズボンに入れること。
09. 投手用グラブについて
- グラブ本体(捕球面・背面・ウェブ)は2色まで可。ただし、白/灰色/ PANTONEの色基準14番より薄い色の使用は禁止する。
- 氏名・背番号・チーム名などの刺繍糸の色、大きさ共に制限なし
- ハミダシ、紐、指かけ、柄模様についても制限なし。
10. 学童部バットの使用制限
- 安全面を考慮し、学童部では、一般用バットのうち、打球部にウレタン、スポンジ等の素材の弾性体を取り付けたバットの使用を禁止する。なお、一般用バットであっても、上記以外の木製・金属製・カーボン製・複合(金属/カーボン)バットについては、使用制限は行わない。(注)少年用バットの使用制限は行わない。
11. アップ、トレーニングのための補助具の使用
- メディシンボール等、アップ、トレーニングのための補助具は打順表の提出までは使用することができる。
12. 試合球について
- 球審は、1回表及び1回裏開始前、投手へ新しいボール(=未使用球)を手渡す。5回終了時に使用球を新しいボールと交換することはしない。
13. 外審のポジショニング・外野への打球の責任範囲・メカニクス等
- 本文参照
以上
2025年度 競技者必携改訂(PDF:全軟連Webサイト)